今記事を書きにあたって、2024年元旦に発生した能登半島地震においてお亡くなりになった方々及び被災に遭遇した方々に謹んでお悔やみ申し上げます。
今回の能登半島地震で帰省の在り方を考え直しました
元旦に大地震というケースを見る限り、「あえて耐震性が低い古い家屋の実家」へ帰省する必要はあるのか?と過去の体験を踏まえて考えていきます
2024年元旦に発生した能登半島地震で犠牲になった方々は地元の方だけではなく、帰省客も含まれていました。
死亡原因は津波だけではなく、家屋倒壊による圧死が占めているといわれています。
(地震中継見ていて、家屋が倒壊する瞬間を見て震えました)
元旦に耐震性の古い実家へ帰省しなかったら、被災どころか命を失うことはなかったのでは?と何度も考えます。
(特に義両親と仲が良い悪いにも関わらず家族と共に帰省をし、被災し命を落としたなら本当に言葉も何もありません・・・)
仲悪くても災害に遭いたくない☟
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【帰省中の災害怖い!】帰省は古い実家よりもホテルや旅館で済ませたい(大地震・津波等の災害から守るため・老両親の負担も軽減)
今一度、災害リスクを背負ってまで、古い家屋の実家へ帰省する必要があるのか?
コストはかかるけれどもホテルや旅館で帰省を済ませるのはどうなのか?
帰省先で地震・津波・豪雨等の被災に遭遇した場合、避難所や高台問題においても考えていきます。
ホテルや旅館に宿泊するメリット・デメリット
耐震性の低い家屋で、大地震が来ると一気に家が崩壊します。
帰省したのに被災し、奥さんや子供達の命を落としてしまうという悲劇を生まないためにも、家屋が古い実家へ帰省せず、ホテルや旅館に宿泊する方がまだ命を守ることができます。
・被災リスクを最大限に抑えることができる(階数の高いホテルだと津波対策にもなります)
・老親にのしかかる金銭的負担と帰省準備を省くことができる
(息子一家のために、高価な肉や布団の用意をする必要はない等の気苦労がなくなる)
・義両親実家へ行かないことで、お嫁さんは終始気を遣わないで済む
・正月・お盆価格なのでコストが非常にかかる
(お金のことが心配なら、安全な自宅へ老親を呼ぶのもアリ、ホテルのレストランに呼んで食事だけでもアリ)
・実家でワイワイと親戚と楽しくお正月感をあまり楽しむことができない
・実家に宿泊しないことで義両親にチクチク言われる
お子さまを亡くしたお父様のインタビューで、以前帰省した際に地震に遭遇し、子供達が帰りたくないと訴えたと言っていたのを聞き、心が痛くなりました。
あの時、帰省しなければという後悔は一生付きまといます。
お金はかかりますが安全なホテル等に宿泊し、何もなく楽しく安全に老親や親せきと過ごすのもアリではないでしょうか
(この提案においては賛否両論は覚悟しております)
万が一、災害に遭遇した場合の避難場所・津波避難所・高台を確認するべし!
まさか、盆正月に大地震がやってくるなんて誰も想定しませんでしたが、災害は関係なしにやってきます。
特に津波は非常に怖く、田舎は都会のように高いビルが周辺に多く立っていないので、高台を確認する必要があります(高台じゃなくて山ですね)
(悲しい話ですが、自宅で机の下に隠れた人が亡くなり、外へ確認した人が生き残るという話はよくききます)
・就寝時は2Fで寝ること(就寝中に大地震がきても二階だと生存率が高いから)
・自宅の裏に山がある場合は土砂災害の危険性大なので、早急に外へ逃げること
・※津波対策!高台がある田舎は少ないので、実家付近の登れる山や津波避難所を必ずチェック(沿岸沿いに実家がある人はハザードマップを要チェック!)
・義両親の実家付近だと、土地勘がないので、予めドライブや散歩で避難所等をチェックすること
古い家屋は倒壊リスクがあります!(個人的体験談)
個人的体験になりますが、昔、子供のころに親戚宅へ遊びに行った際、恐怖体験をしました。
古い家屋で滞在する=命を亡くすリスクが高くなると思う体験でした。
・親戚に床のはがれについて「怖いよ!」と訴えたが「うるさいな!お金がないからそのままやねん!→いや直せよ!」と開き直り
・あの時、南海トラフ級の大地震が来たら、確実に私は圧死もしくは津波で流されていたでしょう・・・
家は、本来家族や訪問者の命を守らないといけない役割を果たさないといけないのに、耐震性の古い家屋のせいで命を奪われることになる・・・
今振り返っても本当に恐ろしいです・・・
あの後、親戚宅はどうなったのか知る由もありませんが、誘われてもあの自宅へ入るには躊躇します。(行かないでしょうね)
最後に
もう帰省をしたくないレベルではなく、災害時に帰省先の古い家屋にいること自体が命を落とすというリスクがあることを知りました。
今一度家族と話し合うのもよし、ご自身のご両親や義両親と話をして「今後の帰省はご実家ではなくホテル・旅館に切り替えさせていただきます」と言えるような勇気を持たないと今回のような悲劇を再び生むことになります。
元旦が家族の命日なんて神も仏もないと強く感じた出来事でした。
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