とりあえず教員免許欲しいから教職課程を履修しようか?という考えはどう思う?
卒業後、本気で教員になりたい!という人以外は、あまりお勧めはできません・・・
(それでも教員免許が欲しい人は頑張ってくださいとしか言えません)
大学生になって「ここの大学は教員免許取得できるんだ!よしとりあえず教職課程を履修するか!」という考えの学生さんはちょっと立ち止まって考えてほしいです。
私も実は教員免許を保有しておりますが(文・理系・教科も内緒)、教員にはなっておりません。
今までの人生においても、この教員免許が一度たりとも役に立ったことがありません・・・これホントです・・
(むしろ、会社員時代に取得した簿記のほうが人生役立っている)
・ガクチカ目的で教職課程を履修しようかどうか悩んでいる現役大学生
・教職とキャンパスライフを両立できるのか悩んでいる現役大学生
・教職がどれだけ忙しいか知りたい現役大学生
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【ガクチカが教職課程】とりあえず教員免許取得できるから教職課程履修しようはやめておいた方がいい(今から振り返ると・・・)
この記事は教職課程の履修を辞めておいた方がいいよ?ではなく、
教職課程って就活にも影響するほどスケジュール的に非常に忙しいから教員希望以外の学生さんはよーーーーーーく考えてね?という内容です。
(バイトも少ししかできなかったです)
とりあえず「運転免許」を取得するノリで「教員免許」を取得するのは、よく考えたほうがいいかな?
(いきなり現実的な意見でごめんなさい。でも大事な4年間をもう少し有意義に過ごしてみませんか?という提案でもあります)
教職課程を受講すると鬼のように忙しい!
結論から言えば、教職課程を履修すると「朝から晩まで鬼のように授業漬けの日々」を送ることになります。
大学の授業は、4年間で128単位取得しないといけません
加えて教職課程を履修すると60単位(小中校・特別支援学校、どの学校の免許を取得するかで単位数は異なります)取得しないといけないので、言うまでもなく忙しくなります。
(普通に考えて、通常授業&教職課程で単位を落とさずに乗り切れる人はそんなひいないです)
(前期・後期試験は鬼のように忙しい&勉強しないといけません)
・基本的に教職課程と通常授業で忙しいので、バイト・サークル等の課外活動は中々参加は難しい所があります
想像以上に教職課程は脱落者が多い!
結論からいえば、教職課程脱落者は非常に多いです。
一年生のころ、50人いた履修者は二年生になると30人位になり、3年生になると20人から15人、4年生になると15人程度がようやく免許取得といったところです
(4年生においては、ここまで来たのだから何が何でも免許取るという意地があるので脱落はほとんどない)
経験上、3年生になってから一気に教職課程から離れる学生さんは多い印象がありました。
(教員以外の公務員志望の学生さんが急増しました)
・就活に力を入れたい学生は、4年生の春から夏に行われる教育実習が就活に影響が出ると察知する
・単純に単位が足りなくて教職を辞める
三年生・四年生でも免許取得は可能なのか?という記事☟
教育実習と就職活動が被る!
教職課程で一番忙しい時期は4年生です。
教育実習がやってくるからです。
(免許によっては3週間から4週間行われます)
教員志望ではない学生にとっては就職活動と丸被りなので非常に忙しかったです。
・就職活動中の面接で「教員にならないのに、免許を取るのは何故ですか?」と時々聞かれました。
教員免許以外にも有益な資格は沢山ある!
大学生になりたての頃は、「少しだけ職業選択において視野が狭め」な傾向があります。
幼いころから慣れ親しんでいる職業と言えば、
保育士さん・小中高の教員・医者・看護師・サラリーマンくらいです
自分はちょっと人よりも教えるのが上手だから教員になろうという考えも素敵ですが、もう少しだけ視野を広げてみませんか?世の中、色々な仕事や会社がありますよ!
人生における、貴重な4年間です
就職活動で忙殺される4年生を除くと実質3年間です
簿記や法律関係の資格など教員免許と同等の魅力的な資格や仕事は沢山あります。
最後に
新大学生にとって教職課程は凄く魅力が感じるカリキュラムですよね
しかし、教職課程のシラバスを確認すると「こんなに受講しないといけないの!」とさぞ驚かれることだと思います。
教職課程を1年生から受講したら、ほぼ4年間教職課程と大きく関わり、忙しいキャンパスライフになるのは間違いないです。
でも教職課程で知り合った友人とはかなり固い結束は生まれます、そして仕事には関係ないけれども教職免許を取得できたという「ガクチカ」も自分の中にはできました。
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