「ALL THE BEST 矢沢あい展」って楽しかった?
小学生のころから矢沢あい先生の作品が大好きだった私からすれば「最高」の一言です。後述しますが、生原稿やイラスト、物販ガチャガチャなど楽しいことだらけでした!
こちらの記事では、料金・混雑具合・具体的な展示内容・禁止されていること・物販状況・ガチャガチャで当てたものなどをレポートします。
これから矢沢あい展へ行きたい人!海外在住など様々なご事情でご覧いただけない方にも楽しくレポートさせていただきます!
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ALL THE BEST 矢沢あい展 京都大丸会場レポート!!
料金・来場特典・混雑具合
来場してチケットを購入するスタイルではなく、事前にセブンチケットで日時を選択し、チケットを入手してからでないと入場できません。
セブンイレブンでの発券は、レジで番号を伝えるだけでOKですので本当に簡単です。
(これも全てコロナ対策だと思われます。)
※休日、14時~16時くらいは×になっていることが多い、平日は比較的〇が多いです
一般・大学生 1200円
高校生 800円
プリント付き一般・大学生 1400円
プリント高校生 1000円
※セブンチケットの発券で110円の手数料がかかります
※日によっていただけるオリジナルステッカーの絵柄が異なります
日によって来場特典ステッカーの内容が異なるので、このキャラがほしい!という人はキャラに合わせてご来場することをおすすめします。(シールは天ない、ご近所物語、NANAになります)
会場内での禁止事項
驚くべきことに矢沢あい展では、撮影禁止エリア(付録・提供コーナーのみ)を除いて、ほぼ全て撮影OKです!!
(携帯電話・スマホでの静止撮影は可能!一眼レフ・ビデオ撮影は不可!動画撮影不可!)
凄くないですか?
矢沢先生のファンへの愛が溢れすぎていて、感動しました!!
私的な楽しみ方としたら、最初に撮影、次に生原稿を目に焼き付けるように見るを繰り返しました!
展示内容
ファッション
入場してから目に飛び込んだのがロック・パンクミュージックと連動するファッションのコーナーです。
音楽とファッションって関連性が凄く高いんだなと勉強になりました。
顔と体のバランス、ファッションをかっこよく描く見せ方、絵を勉強している人すべてに見てほしいと思いました。
様々な音楽とファッションが交差し、その先にはブラスト、トラネス、マンボーが生まれたんだなと実感しました。
パラダイスキス
パラダイスキスの生原稿を始めてみたときは正直鳥肌が立ちました。
今まで漫画として読んでいたものと生原稿で目の前にするのと「全く違う」からです。
ペンで丁寧に描かれていたり、修正ペン等でうまく修正をしていたり、これ?トーンだったの!と思うような描き方だったり、ただの原稿用紙に描かれた漫画ではなく「これは美術品」だと思いました。
特にパラキスは美しいファッションやドレスがたくさん登場するので、原稿を完成させるにもお時間相当かかったんじゃないかなと想像できます。
(イザベラを描くときなんかは大変だっただろうなぁと思います)
ご近所物語
ご近所物語は非常に思い入れのある作品で当時を思い出しながら楽しく鑑賞しました。
矢沢作品の中では1,2を争うほどのファッショナブルな作品!
当時は製図ペン0.1mmを使用されているのが分かります。
製図ペン一本(他も色々と使っていると思いますが)でアキンドのメンバーを原稿用紙一枚に生きているように描き出し、しかも矢沢先生がかつて学ばれていたモード学園で培ったファッションの技術が思う存分原稿に生かされているのが感動しました!!
付録・提供物コーナー(※撮影禁止)
こちらのコーナーのみ、撮影禁止です(警備員さんが常駐してます)
りぼんで発行された「付録」、NANAやご近所物語、パラキス関連の映像もの、矢沢先生が漫画以外の媒体でイラスト提供をしていたホーユーのイラスト、上原さくらさんの本の表紙、JUJUさんのCDジャケットに提供したイラストなどが展示されていました。
一番感動したのが、先生が使用されているペンや絵の具等のコーナーでした。NANA以降はフォトショップを活用されて原稿を執筆されていますが、アナログ時代で使われていた画材を見ることができてよかったです。
漫画家志望の方は、絶対にこの展示会へ出向いたほうがいいですよ!
下弦の月
下弦の月のコーナーは、パラダイスキス・ご近所物語と少し異なり暗い目だけれども幻想的な雰囲気でした。
生原稿の感想としては、やっぱり矢沢先生は楽器を描くのが凄い・・シャーペンで描かれたアダムが非常に美しかったです。
天使なんかじゃない
天ないの原稿も素晴らしかったです!
アナログ時代ですので本当に見ごたえがあり、枠にとらわれず原稿用紙を自由自在に使って描かれております。背景や服の模様などに使われているトーンの演出もすごく、本当にアシスタントさんなしで描かれていたのか?と思うほどの職人技を感じました。
漫画家ってGペンばかり使っているイメージありましたが、当時はつけペンを使っていたんだなと勉強になりました。
(Gペンって描いていると二手に分かれることありません?)
NANA
言うまでもなくNANAのブースが一番混んでいました!というかなかなか進まないw
もう入った瞬間「ブラストいる?」と思うような重厚なサウンドが耳に入ってきましたね!
そしてナナが立って「こんばんわ!ブラストです!」とステージ立ってくれるんじゃないか~と思うマイクスタンドがありました!
生原稿に関しても個人的にはやっぱりシャーペンでの下書きがお気に入りですが、このころからMacを使ったフォトショップでの技術がたくさん導入されており、「独特の矢沢背景」がこんな風に仕上がっているんだなと感じました。
特にレイラを描くときは大変なんじゃないかな、シンちゃんを描くときは思春期独特の不安定さも入れて描いていたんだろうなとか色々なことを考えたりしてました。
ヤスはハゲ具合をツルンとペン入れするときは一発勝負だろうなと妄想も膨らみました。
物販情報
物販もかなり盛り上がっていましたね!
ちなみに物販コーナーに入ると展示コーナーには戻れないので注意です!
作品内に登場したNANAのイチゴのグラス、日常的に使えるメモやマスキングテープ、ファンにはたまらない生原稿のレプリカ、Q-Potとのコラボのジュエリー、イラストが描かれた豆皿などファンにはたまらないアイテムがたくさんでした!!!
ジョージ、タクミ、ヤス、実果子をイメージした香水も販売されていました
(ジョージは何となくイメージとピッタリの香り、紫もこの匂いに惚れたんだなw)
ちなみに私は塗り絵を購入!実際にはぬれないですが、眺めるだけでも大満足!
(塗り絵は880円しました)
ガチャガチャに挑戦しよう!
物販限定のガチャガチャは絶対にやるべきです!!
一回500円と通常のガチャに比べると高額部類ですが、物販に比べるとお安いので、気軽に挑戦できます。
出てくるのは矢沢ファミリーのピンバッジです!何が出てくるかは運次第!!!
ただしガチャに挑戦する際は入場時に手渡された「当日有効限りの入場整理券」が必要となります。
※私の前の人が「入場券を友人に渡したため、何とかガチャできないか」と係員の人にごねてました・・・矢沢あい展を円滑に運営するためにも係員の人を絶対に困らせてはいけないです。
さぁ長い列を経てガチャに挑戦!
個人的に、シンちゃんとナナが欲しいなと思っていましたが、一回目に出てきたのが「ヤス」だったので、二回目で「シンちゃん出て~」と願いながら回すと見事BING!
普段使っているエコバックに着けちゃおうかな?と思います!
おまけ(LINEスタンプのお知らせ)
来場者向けのチラシになんと「動くLINEスタンプ」の案内が!
一瞬、無料かなと思いましたが、250円または100コインで購入可能だそうです!
ご興味ある方は是非是非~個人的には「わざとだよ」使ってみたいです。
合わせて読みたい☟
hitokomakohsatsu.hatenadiary.com
最後に
本当に素晴らしい時間を過ごすことができたと同時に私は改めて矢沢先生の偉大さを体感できました。
矢沢先生の作品が1つでも好き!という人は絶対に楽しむことができます。
個人的には先生の体調や復帰などが気になるところですが、この展示会のおかげで先生の作品にもっと触れたい!生涯にわたって楽しみたいと感じたのは言うまでもありません。
改めて、矢沢あい先生、並びに展示会を主催していただいた関係者様に大きな感謝をこの場を借りて伝えます。
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