大阪・関西万博の「コモンズB」にある「ナウル共和国」の展示がある意味で凄いんやけど…
初めて訪問した時「あれ?」と思いましたが、それは大きな間違いでした
万博では「生きている間に行けない国々の文化や産業」等を体験することができるパビリオンが大人気です!
特に印象が残ったのがナウル共和国です。
他の国々は、産業や農作物、宝石、お土産などをこれでもか!とアピールしまくっていますが、ナウル共和国においてはお土産どころか産業すらもアピールしていないという実態です。
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【大阪・関西万博】ナウル共和国のパビリオンについて語りたい!何もなくて驚いたが意味はあった(国力とは?と考えさせられた)
大阪・関西万博では、アメリカやフランス、中国パビリオンなどの大国がかなり注目されていますが、私はあえて「コモンズB内」にある「ナウル共和国」にも立ち寄ってほしいと思いました。
他のパビリオンに比べると「少し物足りない?」と思いますが「逆に何もなくてもいい」とリラックスできる空間でした。
ナウル共和国パビリオンを徹底検証
何もない!という印象がありましたが、あるものはあります。
ちなみにパビリオン内にいたのは、私を含め4人程度。
撮影するのに結構待ちましたよ!かなり待った待った!
ナウルって天気が良くて見通しがいい国なんだなぁと思いましたよ。
(逆に何もないから情報量が頭に入らなくてリラックスはできます)
・ナウルの風景のパネル
・スマホを置いて撮影できる台
・撮影に「NAURU」と書かれたボード
・3つの黄色い花の冠(これがナウルの花かどうかは分からない…すみません)
ナウル共和国の産業は何もないのか?
結論からいえば、昔のナウル共和国は「国力が非常にありました」
(嘘か本当かはわかりませんが、国民一人一台外車持ちだったとか!一人一台ベンツかフェラーリ!)
国力がある時期に、万博に参加していたらどんなパビリオンを展開してくれたかな?と思うほどです。
リンのおかげで、国が発達し、国民は働かず納税せず料理をせずというマリーアントワネット様もびっくりな豊かな生活を送ることができました。(楽園やん!)
しかしリンが枯渇すると「国と国民を支える産業が何もねぇぇ!」状態になり、一時は国家が困窮する事態にもなり、隣国のオーストラリア、中国と台湾から(両者は代わる代わるでナウルと国交を結んだり断交したりの状況)の支援が頼りだった状況になりました。
でも近年は、リンが再び採掘できる環境になり、最悪な状況を脱し、ナウルからオリンピック選手を派遣できるようになったり、観光客を呼び込んだり、日本中心になりますがSNSでPRすることで知名度を上げていくことができました!!やったね!!!
何もないけれども、自虐的な部分をアピールしているように見えますが、「太平洋諸国に浮かぶ小国ナウルだって日本の万博を盛り上げたい!」という気持ちはよく伝わりました。
最後に
諸外国に何も輸出をするものがない国かもしれないですが、パビリオンのバックにある風景はナウルに行かないと撮影できないです。
日本からナウルへ行こうとしたら、日本→豪州・ブリスベン→ナウルと中々ハードな航路です!(20時間はかかるぞ!しかもブリスベン→ナウル便は週一しかない!)
本当に一生に一度出向くかどうかわからない国です。
その体験を大阪・関西万博で味わえるのは感慨深い。本当に感慨深い。。。
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